時森 ししん

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時森 ししんさんの新着日記

2012/10/01 22:57:00
季節風

あの時は、今以上に熱く生きていた。
いつでも、夢は自分で必ずつかめると確信していた。
まだ高校1年生で、独自の世界観など持てるはずなどないのに…。
生きることも死ぬことも、その意味すらも分からないのに、オリジナルの詩を書いていた。
ましてや他人を愛することさえ未熟なのに、オリジナルのラブソングやバラードを歌っていた。

『季節風』
自分達のバンド名である。
『風』や『かぐや姫』が大好きだった。
特に、「正やん」こと伊勢正三さんが作った、『お前だけが』は、コンサートのアンコールの曲で決まっていた。

高校1年生の時は、2回ぐらい、先輩達のコンサートの前座をして、20人くらいしか集まらなかった。
家を出る時は、ギターをケースに入れて、意気揚々と出かけるのだが、コンサートが終わると落ち込んで、恥ずかしくて下を向いての帰路だった。

ところが、高校2年生の夏あたりから、けっこう『季節風』は評判になり、山形市民会館の小ホールに100人くらいが、お金を出して見に来てくれるようになり、大学の受験勉強より、ギターや歌に没頭していた。
そして、高校3年生の最後のコンサートは、ドラム、キーボード、ピアノ、ベースなどに、自分のサイドギターと、相方のリードギターを入れた1部と、自分と相方の二人の2部と、同じコンサートを2部構成でやり、燃え尽きたのである。
観客は、立ち見を入れて、250人くらいはいたと思う。
山形西高という女子高があるが、文化祭でに呼ばれ、数曲歌った。
あの頃は、今以上に熱く生きていた。
そして、夢は叶うという自信があった。


今日の夕飯は、スタッフゴトウと、最近行っていなかった『クルー』に行った。


クルーのマスターも、元は『南南東の風』というバンドを組んで、自分達と一緒に練習やライヴ活動をしていた。


そんなことを、ふっと思い出していたら、なんと、10年以上ぶりか…一人の男性が入ってきた。
今は、東京のシェルターホームの営業所長をやっている、高橋昌彦ではないか。
彼こそが自分の相方『季節風』の通称「センパイ」と言って、超もてたヤツである。


一瞬、タイムスリップした感じだった。

あの頃と今は、お互いが違い世界を歩んでいて、『季節風』的な香りは、どちらの会話からも零れない。

センパイは、シェルターホームの話し
だし、自分も、仕事の近況などを話した。


でも、あの頃の、二人にいつかもどって、ライヴをやろうぜ!
そんなことを約束して別れたのである。
今日、何故クルーで夕飯をとろうとしたのか?
10月1日、ケーブルテレビ山形の開局18周年の記念日に、とても素晴らしいプレゼントをもらった気がした…。

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元記事:http://ameblo.jp/stokimori/entry-11369064451.html

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