時森 ししん

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時森 ししんさんの新着日記

2017/12/02 14:57:42
「アウトレイジ 最終章」ムービーオンでは、あと一週間!

鬼才・天才と言われた映画監督の北野武。

漫才師、ツービートのビートたけしとしてお茶の間のスターとなり、その後、彼の持つ様々な才能が世界中から評価される。

そのひとつが、映画監督である。

色々なタイプやテイスト、カテゴリーの映画を手がけるが、この「アウトレイジ」のシリーズこそ、北野武が1番表現したかったものなのかもしれないと思う。



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社会の理想と現実の狭間の中で、最もわかりやすい「ものさし」「パラダイム」「座標軸」「価値基準」が、強いか弱いか。

特にヤクザ社会の中では、それだけで上下関係が逆転する。

しかし、それはヤクザ社会だけなのであろうか?

日本の戦国時代の武将の戦いは、強いか弱いかで決する。

今も、国際社会の中では、最も強いとされる軍事的武器である「核ミサイル」を保有するかどうかが、大問題となっている。



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黒塗りのレクサスばかりが出てくるが、自分はこのベンツのシーンが1番アウトレイジを象徴するようなカットであると思う。



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「アウトレイジ」とは、直訳すると、激怒、暴力、極悪非道。

社会は、人の心を映し出す鏡という哲学者もいるが、人の心の中にも、「理想」と「現実」があり、優しさや慈愛の対極に怒りや破壊がある。

北野武監督は、以前、インタビューで、「人を自分は性悪説と見ている」と語っていた。

性善説なんかは、理想的である。

「力を持ち、強さを持ち、金を持つ」ことこそ、魅力となり、人が集まり、集団となる。



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たけしの言うことは、なかなか人々が言いたがらないスポットを、的確に射抜く。

だから、響くのかもしれない。



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今回の組織のど真ん中に座っているのが、好感度俳優の西田敏行。

失礼ながら、花菱会の若頭なんて、演じるのは無理だろうな?と思って観たが、失礼だった。

西田敏行にしか演じられない凄みがあった。



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いつも、徒党を組まず、1人で戦いに行く、たけし演じる大友。



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相方は、大森南朋演じる市川である。



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西田敏行演じる花菱会若頭の西野。



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ピエール熊演じる直参幹部の花田。



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日韓に強大な影響力を持つフィクサー張会長と、白龍演じる李。



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若頭の西野と若頭補佐の中田(塩見三省)。



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分裂気味の花菱会、張グループ、そして大友たちが、金、権力、密約、裏切り、騙し合いを繰り広げ、欲望渦巻く悪い男たちを演じきる。

毎回思うのだが、そんな欲望や成り上がりの渦巻きの中で、いつもたけし演じる大友だけは、そんな価値にとらわれず、淡々と等身大の自分でい続ける。

そこも、この映画のひとつの面白い視点になると思う。

ムービーオンやまがたでは、あと残り1週間の上映期間となっているので、どうぞお早めに!



元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12333101644.html

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