時森 ししん

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時森 ししんさんの新着日記

2024/03/31 21:56:00
三島有紀子監督の「一月の声に歓びを刻め」…再生の物語!

2016年の山形国際ムービーフェスティバルには、ムービーオンの取締役でもある行定勲監督、お隣の仙台市出身の岩井俊二監督が、山形の地で師弟の再会を果たし、映画についての様々な話をされていた。


そこに、招待作品「繕い裁つ人」で初参加の三島有紀子監督も入り、話題は、映画の本質やレゾンデートルに触れていた。




岩井俊二監督と行定勲監督は、心の情動や心象風景を捉える日本有数の監督であるが、三島有紀子監督の持つ雰囲気も、とても感性が豊かであったと、その時、感じたのである。





三島有紀子監督と初めてお会いしたのは、2016年の10月6日、映画「少女」のキャンペーンで、ムービーオンに来られた時である。


その日の自分のブログを見返すと、「お会いしてみると、ロゴスとパトスを兼ね備えた、そのセンスの良さが、会話や仕草に感じられる素敵な方であった。」とある。





その1ヶ月後の11月の山形国際ムービーフェスティバル(YMF)に、再度、ムービーオンの舞台に立った三島有紀子監督。


映画監督を志し、NHKでジャーナリストとして学び、その後、表現者としての映画監督の道に進んだことを話しておられた。





今回、少し遅くなったが、ムービーオンでも上映することになり、「一月の声に歓びを刻め」を観た。


内容もストーリーも衝撃的だったし、三島監督の溢れる感情がスクリーンから放たれていた。


これまでの三島作品は、感情・情動のパトスと、論理・社会的認識のロゴスが、調和されソナタ形式の様に、じわじわ観ている側に伝わってきた。


しかし、今回の作品は、監督の意図であろうが、最初の暗闇から不穏で心が騒つき、カルーセル麻紀さんのアップの表情が、この映画のその後を予見させた。


三つの島の物語は、「性暴力と心の傷」を、繊細に、かつ直線的(爆発的)に描いていた。




自分は、「人生は、約束の地(到達点)へ向かうこと」であり、「生きることは、問題を解決すること」だと思っている。


また、絶望や葛藤と向き合い、そこから踏み出す勇気の凄さを、この映画を観て改めて感じたのである。


三島監督のこれからの作品を、是非、観てみたいと思った。


そして、また、ゆっくりこの映画についても、お話をお聞きしたいと思ったのであった。


ムービーオンやまがたで上映中!


勇気と再生の物語。


是非、観ていただきたい作品である。





元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12846326815.html

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