時森 ししん

自己紹介

関連店舗

MOVIE ON やまがた

  • 店舗/発信者情報
  • お知らせ一覧
  • お得・クーポン情報

時森 ししんさんの新着日記

2024/06/23 21:11:56
柚月裕子原作「朽ちないサクラ」の研ぎ澄まされた恐ろしさ。

山形在住の作家・柚月裕子先生の原作、原廣利監督の映画「朽ちないサクラ」を観る。


桜の美しさと、自分を取り巻く得体の知れない恐怖が対比され、霧の中にある真実が、静かに少しずつ見えていく。




その主人公の森口泉役は、「市子」や「52ヘルツのクジラたち」で、演技派としての役者の位置を不動なものとした杉咲花。


自責と葛藤を繰り返しながら、少しずつ強さを手にしていく事務の女性を熱演する。




杉咲花演じる森口泉の心の中の正義感や覚悟が、次第に大きく強くなっていくのだ。


この映画の見どころの一つである。




演技派の安田顕や豊原功補は、個性ある警察官として魅力的である。


また、荻原利久の誠実さも、この映画の見どころである。




様々な出来事が、次から次へ起こり、真実に辿り着くファクターが重なり合う。


一瞬も、目が離せない2時間である。


最後の最後まで核心に届かない、とても奥が深く力のある作品だと感じたのである。




最近の杉咲花の演技は、とても素晴らしい。


特に、この数年の成長は著しく、あっという間に、魅力溢れる女優になったと思う。


今回演じた主人公は、怖さや不安に覆われる中で、少しずつ強さと覚悟を身につけていく姿は、まるで桜の花のように、凛としていくのである。




原作者の柚月裕子先生は、やはり素晴らしい作家だと再認識した。


あの超話題作の「孤狼の血」も、こんな方が、あんなバイオレンスな物語を描かれるんだと、その格差に驚いたのを覚えている。


今回も、あの時と同じ、予想を裏切る素晴らしい結末を書き切っているのだ。




作者の柚月先生からも、命を賭しての覚悟を感じてならないのだ。

だからこそ、力強い作品となっている。



是非、劇場でご覧いただきたい。

ムービーオンにて、絶賛上映中!



元記事:https://ameblo.jp/stokimori/entry-12856581103.html

ページトップへ